未来の日本を見てきましょう
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日本ママ起業家大学メールマガジン
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ママ起業家の皆さん、こんにちは!
日本ママ起業家大学 理事
ママ起業家総研 主任研究員
トミタプロデュース 代表取締役
富田剛史(とみたつよし)です。
トミタプロデュース 代表プロフィール | トミタプロデュース株式会社 − メディア化のメソッド −
富田 剛史(とみた つよし)Different is better than betterトミタプロデュース株式会社 代表取締役メディア・プロデューサークリエイティブ・ディレクター経営戦略プラ…
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四月も半ばをすぎ、
新入学のお子さんを持つ皆さんは
ようやく少し落ち着いた頃でしょうか。
おめでとうございます!
お受験競争を越えて受かった志望校、
卒業まで伸び伸びと過ごして欲しい・・・
ですよね!
ところで、彼や彼女が社会に出るのは
今から何年後?
いまほど時代の潮流が変わるときも
なかなかありません。
黒船が来た後の江戸時代みたいなものです。
ちょっと考えてみましょう。
これまでの人類の歴史では、
「仕事」と「必要な人材」は
こんな風に変わってきました。
【獲物や木の実をとるのが主な仕事】
→ 狩りや採集が上手い人材がたくさん必要
【田畑を耕したり家畜を育てるのが主な仕事】
→ 農家がたくさん必要
【工場で何かを生産するのが主な仕事】
→ 工員さんがたくさん必要
【物販やサービス提供するのが主な仕事】
→ 店員さんがたくさん必要
【オフィスで事務や営業・商談が主な仕事】
→ 事務員さんと営業さんがたくさん必要
原始時代〜古代〜中世〜近現代と
ひと一人が生産する価値がどんどん上がり
人類が豊かになっていったのが分かります。
そして社会は、生産性が上がるたびに
「働き手」もたくさん必要としてきました。
いま時代は、
ICT+AI+ロボット社会
へと向かっています。
たぶんさらに生産性は上がりますが、
過去とは違うのは、
「働き手」は減る方向だということ。
働かなければ収入は当然減ります。
この変化に「それは困る!」といっても
どうにもなりません。
過去の変化をよく見てみましょう。
たくさん必要とされてきた「働き手」とは、
言い換えれば
【人が決めた計画で働く人】 です。
【自分で仕事を計画する人】
は実は、大昔からさほどは増えていません。
人の計画での「働き口」の仕事が減ると
それに頼った収入は減りますが、
逆に「自分で決められる時間」が増えます。
その時間をどう有効に使うのかが
今後人生の豊かさにとって
大きなチョイスになるでしょう。
雇用が少なくなり時間が増えるのなら
【自分で仕事を計画する人】が増える、
いえ、増えざるを得ないのです。
つまり、多くの人は
【起業】せざるを得なくなるということ。
それが、子どもたちが大人になる頃に
直面する環境ではないかと思います。
ただ、たぶんこの【起業】の代表像が
いま一般的に思われているものとは
かなり違うことでしょう。
いま、政府・行政が力を入れ、
一般にもイメージする「起業」とは、
「たくさんの雇用と多くの価値を生む企業」
を起業するというものです。
しかし実際にはそういう企業は、
ICT+AI+ロボット
によってそれを実現するはずですよね。
そしてそういう起業家はさほど多くはありません。
なぜなら、あまりに生産性が高いので、
それほどは必要なくて淘汰されるので。
では、他の大勢の人はどうしたらいいのか?
私はこう思います。
かなり多くの人は、
“大して生産性の高くない人間らしい仕事”を
自分でも楽しみながら、自分で計画して、
誰かに提供していくのではないかと。
それは、きっととてもシンプルなこと。
手で作ったり、
気持ちで寄り添ったり、
何か得意なことを教え合ったり
お話したり歌を歌ったり絵を描いたり
なにかそんなことです。
いいか悪いかは人によって違うでしょうが
僕は悪くない時代ではないかと思います。
だって、「生産性を高める呪縛」から
多くの人が解放されるんですから。
でもそんなこと、仕事になるのか?
それを身をもって今やっているのが
「ママ起業家」なのだと僕は思います。
拡大!成長!生産性アップ! ではない起業を
親が身をもって実践してみる。
それは、未来を生きる子どもたちにとって
何より具体的な羅針盤になるのでは、
という気がします。
ということで、「ママ大の春の体験教室」
このチャンスにいらっしゃいませんか?
あと2回です。
それではまた!