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日本ママ起業家大学メールマガジン
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皆さん、こんにちは!
ママ大学長 近藤洋子です。
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「母ちゃんは、幸せだったのかな?」
先週末、義母が亡くなり、
まるで眠っているような綺麗な死に顔を見て、夫が言いましてね。
「きっと幸せだったよ。」
そう言って、私は9年前に亡くなった実母のことを思い出したんですよね。
酔うと度々手を上げる父と火の車だった家計。
きっと向き合おうにもどうしたらいいか分からず、お酒で日々を紛らし、
あっという間に医学書の見本のような肝硬変になり、
肝臓癌になり59歳という若さで
その人生の幕を閉じた母。
病気は身体と心を蝕み、
昔の明るく活発な母とはまるで違う人間を作っていったんです。
「母は幸せだったのか」
亡くなったばかりの母を前にして、
私もまさに冒頭の言葉を巡らせていました。
病気も相まって、
それまでの人間関係もほぼなくなり、
残ったのは、近所のスナックや居酒屋で
私に隠れて飲み歩いて作っていた「ツケ」でした(苦笑)
それらを一軒一軒、支払いに行きながら、
「こんな人生だけには絶対、したくない」
とどれだけ強く思ったことか。
周りに迷惑をかけず、
私は綺麗に生きたい、とさえ思ったんです。
でも、「母を知る旅のような時間」の中で
その思いは少しずつ変化していき、
上手に生き抜くよりも、
潔く生き抜いた母が居てくれたからこそ、今の私がある。
そう思ったら全てが「感謝」に変わって。。。
去年、コロナ禍で読んだ
坂東眞理子さんの著書、
『「自分」を生きる』
にも同様のことが書かれていました。
その中の一節に
「人生は、“終うもの”ではなく、“残すもの”」
という言葉があります。
就活だ、断捨離だ、
保険だなんだって、
迷惑かけないように生きることは悪くはないけれど、
それよりも、潔く「自分を生きる」こと
の方が大事なのでは?という内容でした。
「自分を生きる」
それは、「自分がしたい」と思うことを
誰に遠慮することなく、
自分で人生のハンドルを握って、自分で操縦すること。
それができたとしたら、きっと、
「私は幸せだった」
と胸を張って言えるんじゃないかな。
そして、残された家族も、
そう思えるのではないでしょうか。
そんな中、神の啓示のように生まれたのが、
この「日本ママ起業家大学」でした。
だからこそ、「お金を稼ぐ」と同時に、
「自分を生きる」が両輪でなくてはいけない。
それは言い換えると、
渋沢栄一の「論語と算盤」なのかもしれないけれど、
ママ大的に言い換えると
「福十訓とお金」
2016年の夏に発表したときは、
まだ「何を甘いことを・・・」
「鬼十則のパロディ」などという人も多かった
このママ大 福十訓だったけれど、現在では多くの人が心から賛同してくれるように。
▼ママ大福十訓はこちら。
では、どうやって「福十訓とお金」を成り立たせていくのか?
あ〜だこ〜だと私が語るよりも、
ここは卒業生の声が一番、真なり。
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「いわゆる起業のノウハウ的な知識を学べるだけではなく、
『自分の希望するライフスタイルと、
それを実現するために必要なビジネスの形』を徹底的に考え抜くことが、ママ大の特長だと思います。
そう、おっしゃってくださったのは、
ママ大13期生の盆栽若子さん(笑)
現在は、ご家族で念願の糸島移住も果たし、
盆栽のサブスクや
リユースサービスなど新たなスタイルで
「盆栽のある暮らし」を提案している「植物再生工房ReBonsai」を運営。
先日は海外メディアからの取材も受けたとか。
https://j-mec.com/graduates/wakako-ogawa/
「なんでも良いから手取り早く儲かる方法だけ教えて」と言う方には、
ママ大は向きませんが、
「自分の好きなことを仕事にして、
自分の大切にしたいことを真ん中に置きながら生きたい」
という方とはきっと良い握手が交わせるはず。
芽吹きの春。
もし、よかったらどんなものか?と迷っていたら
まずは、Zoomのトライアル相談会にお越しください。
https://j-mec.com/infomation/opencampus-2/
あなただけの「福十訓とお金」を実現する、
ビジネスの骨格を作っていく90分間です。
ということで、今日はこの辺で。
素敵な1日を。
「お金を稼ぐ」と 「自分を生きる」
二兎追う起業塾は無謀なのか?