もう一歩踏み込むクセをつけよう
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 日本ママ起業家大学メールマガジン
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ママ起業家の皆さん、こんにちは。

日本ママ起業家大学 理事
ママ起業家総研 主任研究員
トミタプロデュース 代表取締役

富田剛史(とみたつよし)です。

トミタプロデュース 代表プロフィール | トミタプロデュース株式会社 − メディア化のメソッド −

富田 剛史(とみた つよし)Different is better than betterトミタプロデュース株式会社 代表取締役メディア・プロデューサークリエイティブ・ディレクター経営戦略プラ…

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今日、9月1日は、18歳以下の自殺が

1年で最も多い日なんだそうです。

それもちょっとやそっとじゃない。

明らかにこの日だけピ〜ンとピーク。

もちろん原因は、

夏休みが終わって新学期が始まる

そのプレッシャー・・・

ちなみに、これに次ぐピーク日は、

4月の10日前後で、要するに新学期。

ものすごくツライんだろうなあ・・・

でも、メディアで出るデータや
表現があまりに紋切型で気になりました。

マスコミはこういうデータって、

一番印象的な所だけぱっとやるだけ。

それによって、ホントのことが

よく見えなくなることもありますので、

僕は気になるとちょっとネットで

元データを調べてみたりします。

「子どもの自殺」というと小学生くらいの

小さな子どもを想起しやすいですが、

実は数的には小学生はごく少数です。

H26年のデータでは、

小学生:17

中学生:99

高校生:213

大学生:428

専修学校生等:109

となっています。
18歳以下を高校生以下とすれば、
小学生は5%です。7割近くは高校生。

当然といえばそうですが、

年をとるごとに悩みは深くなり、

それにともなって自殺者は増えるわけで

大人になるとさらに増えていきます。

40代が一番多くて、

50代、60代もかなり高い。

話を子どもの自殺に戻すと、

9月1日をピークにその前後数日、

一番危ないのは高校生!
ということではないかと。

大丈夫ですか、お母さん?

もちろん中学生も小学生も要注意。

しかし、高校生のお子さんが一番ヤバイ。

もうひとつ、

小学生までの自殺者と中学生以降とで

ものすごく違う点があります。

それは、

小学生の自殺者は男女ほぼ同じなのに

中学生以降は圧倒的に男の方が多い

ということ。倍以上違います。

つまり、

高校生の男の子が一番ヤバイ。

子どもの自殺が9月1日が多いという

ニュースを見ると、なんとなく、

小学生のいじめ問題とかが重なって

そういうイメージでみてしまいます。

でも実は一番多いのはたぶん高校生男子。
そして、彼らが悩んでいるのは、

「学業不振」と「進路」です。

それをなぜ悩むかというと、

親のプレッシャーと一方的価値観でしょう。

で、何がいいたいかというと

・マスコミが象徴的な数字ばかりいう時は、
 元データを調べてみよう

・子どもの自殺で最も多いのは、
 実は高校生の、主に男子が、
 学業不振や進路に悩んで…というもの

・「子供たちよ、イジメから逃げて!」的な
 切り口の番組やネット記事が多いけど、
 子どもの自殺問題でもっとも問題になのは
 人生の価値観があまりに狭い親と
 社会の考え方なのではないか?

ということですかね。

もちろん、新学期のプレッシャーが
「いじめ」という小学生はたくさんいるだろうし、

その子達に向けて「逃げて!」は
必要なメッセージだと思いますが、

高校生・中学生の悩みにもっと焦点をあてて
特集してみて欲しいなあと思いました。

少し、重たい話になってしまいましたね。

高校生・中学生の子どもたちには、
「あんたがどんな風に生きようと
構わないし、一生応援するぜ!」と
笑ってやりましょう。

どうぞ良い週末を〜!

ではまた!

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