SNSとブログはどう違うのか〜?
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ママ起業家の皆さん、こんにちは!

日本ママ起業家大学 理事
ママ起業家総研 主任研究員
トミタプロデュース 代表取締役

富田剛史(とみたつよし)です。

トミタプロデュース 代表プロフィール

富田 剛史(とみた つよし)

Different is better than better

違いを生む独自発想と、マーケティング戦略・経営視点とをあわせ持ち地域や個店、個人にある独自の…

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皆さん、SNSは使ってますよね。

今日はちょっとSNSについて考えましょう。

ときどき、

アメブロのSNSの一種だから・・・

なんて話をすると、

「え?アメブロってSNSなんですか?」

と、定義の話になってややこしい。

まあどっちと考えてもいいです。

「仕分け」はともかく、本質的なことを

押さえておきましょう。

そもそも、

SNSって何の略か分かりますか?

答えは、

Social Networking Service

社会的な繋がりを作るサービス

ということですね。

分かったような分からんような・・・。

要するに、誰かと繋がるための仕掛けが

重視されるほど、それはSNSと呼ぶのに

ふさわしいものになるわけです。

具体的には、

・友達になるなど「繋がり」の機能

・コメント欄

・いいね!的な評価ボタン

・自分の繋がりにシェアできる機能

・評点を残せる機能

などで、

社会的繋がりが作られていきます。

全体を「会員限定」にしているものも

見るだけだったら誰でもOKなものも

ありますが、投稿したり評価したり

そういう社会的繋がりを作るには、

「会員登録」が基本的に必要になります。

こういうものをSNSというわけ。

なので、アメブロはかなりSNS的ですね。

YouTubeだって相当SNS的なメディア

とも言えます。

考えようによってはAmazonや、

食べログなどの評価サービスも

SNS的要素があるともいえます。

ただ、会員同士がその中で繋がったり

交流したりは基本的にしないので、

SNSとはふつうはいわれません。

WordPressで作ったホームページの

中においているブログの場合、

コメント欄があるという点では

多少は社会繋がり要素はありますが、

ふつう会員制じゃないし、こちらも

そのブログを通じたネットワークは

構築されていかないからSNSとはいいません。

例えば、トミタプロデュースのサイトの

トミタブログみたいなものですね。

ここで、もう一つポイントなのは、

「ストック型のメディア」と

「フロー型のメディア」との違いです。

「ストック型のメディア」とは、

後に残すことを意識して作り込むもの。

「フロー型のメディア」とは、

どんどん流れていくタイプのもの。

例えば、同じ映像でも、

映画はストック、テレビは基本的にフロー。

テレビ番組の中でも、

ニュースは完全にフローだけど、

ドラマになるとストック性が高い。

文字媒体でいうなら、

新聞はフロー、書籍はストック。

雑誌は、基本的にはフローですが、

ストック的な要素が強いものもある。

ということです。

ここで、面白いことに気づきませんか?

一般的に「マスコミ」という場合には、

フローのメディアを指すのです。

ベストセラー小説やヒット映画は、

ラジオや雑誌よりもよほど多くの人に

接点を持っていたりしますが、

それでもふつう「マスコミ」とはいわないでしょ?

また、小説家や映画監督が

新聞・雑誌やテレビ・ラジオをライバル視

することもありません。

Win-Win関係にありますよね?

つまり、

ストック型メディアを広めるのに

フロー型メディアが役に立つという関係。

ここで、ネットの話に戻ると、

自分のホームページの投稿記事を、

日々のよしなしごとを「フロー型」で

書いていくこともできますが、

一記事一記事を入魂の「ストック型」で

書けばそれは蓄積財産になるということ。

例えばあるキーワード検索で上位に

表示されるようにと言葉を意識し、

また、実際に誰かが見てくれたときに

その人の心を動かすようにと、
内容も構成も見出しも入魂して書く。

これは、「本」を書いたようなもの、

「映画」を撮ったようなものです。

つまり、ずっと残るんです。

一方、SNSの投稿は残りません。

時々とてもいい話をFacebookの投稿に

長々と書く人がいますけど、

あれは基本的には残らないのです。

これが大きな違い。

せっかく「本」や「映画」を作ったら

フロー型のメディアでPRせねばですね。

それが、自分のSNSです。

FacebookでもTwitterでも

インスタでもLINEでもなんでも使って、

自分の入魂のストック型コンテンツに

訪問してもらうというのがセオリー。

さらにいえば、SNSだけじゃなく、
例えばメルマガもそうだし、
自分のメールの署名欄や、
WEBサイトTOPのインフォ欄や
とにかく「フロー型」で目につくところ
にその価値ある記事の存在を知らすこと。

ここで、

「じゃぁYouTubeはストック型で、

SNSじゃないですね?」

とまた「定義」を気にする人がいますが

本質だけおさえましょう。

こうなると、

メディアの問題というより使い方の問題。

例えば、有名ユーチューバーたちは、

ほぼ間違いなく「フロー型」により

人気者になっていっています。

毎日、同じようなフォーマットで、

テレビやラジオの番組みたいに発信する。

ただ、あのくらい作り込みをするのなら

それは、FacebookやインスタのLIVEより

YouTubeに置いておくほうが、

あとでアーカイブ映像も視聴されやすい

ということです。

今後も、SNSつまりフローメディアは

時代とともにいろんな流行りすたりが

あることでしょう。

その盛衰を見ながら乗り換えていけばいい。

しかし、ストック型は変わりません。

この違い、ハラオチできたでしょうか?
だから、一筆入魂のトミタブログは
めったに更新されないんですね〜。
(いや、ただの筆不精です。笑)

ではまた!

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