教育ってなんだっけ、なんだっけ?
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日本ママ起業家大学メールマガジン
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ママ起業家の皆さん、こんにちは。
日本ママ起業家大学 理事
ママ起業家総研 主任研究員
トミタプロデュース 代表取締役
富田剛史(とみたつよし)です。
トミタプロデュース 代表プロフィール | トミタプロデュース株式会社 − メディア化のメソッド −
富田 剛史(とみた つよし)Different is better than betterトミタプロデュース株式会社 代表取締役メディア・プロデューサークリエイティブ・ディレクター経営戦略プラ…
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昨日から団体職員研修のため
北海道第二の都市旭川に来ています。
今日明日と、地方創生の極めて稀な
成功モデルとして注目を浴びる小さな町
「東川町」を訪ねて、様々なキーマンに
お話しを伺いながら、それをさらに
富田と青山学院大学の玉木教授とが
今聞いた話の重要ポイントを別の視点で
抽出していく・・・という二段構え研修。
その話はまた改めて書きます。
週末に日野皓正ビンタ問題が
ネットでも盛り上がっていました。
今日はあの話で感じたことを少し。
映像を見ると、軽くほっぺたを触った
なんてわけなくて、かなり真剣に向き合い
てめえコノヤロ!なんだそのツラは!
みたいなノリではたいているから、
まあビンタですね、あれは。
子どもの教育の方法としてそういうのは
許されるか・・・なんて話になると、
公にはもちろん「許されない」わけで、
しかも世田谷区教育委員会の主催イベント
なのでなおさらでしょう。
日野さんも行き過ぎ行動として
それは認めて会見で詫びています。
僕の関心はそこにはもうありません。
それよりも、あの二人には今回のことで
さらに強い絆が生まれただろうし、
あの子の今後も楽しみだなと思いました。
「ジャズ」は逸脱の音楽です。
常識をぶち壊しその逸脱を楽しむ文化。
とはいえ単にぶち壊しているだけでは
破壊者ですから最終的には仲間や観客を
喜ばすことを意識して「やられた!」と
感動させる音楽なんだと思います。
ところがこの「逸脱」ができない人も多い。
なんとなく「ジャズ風」のものを演奏する
演者が日本には多いと思いますし、
それでは世界の一流ジャズメンには相手にも
されないことを日野皓正は良く知ってます。
そういう点では、
ドラムの少年はなかなかの才能なのでしょう。
演奏の良し悪しはあの動画では不明ですが、
何しろこの大舞台で「逸脱」ぶりがすごい。
大御所日野皓正が静止し、スティックを
奪われても手で叩き続ける・・・なんて
普通のミュージシャンではできません。
あっぱれな根性の座りっぷりです。
しかし、今のままでは単なるワガママ、
自己陶酔で終わってしまいます。
日野皓正はそこと真剣に向き合っている
のではないでしょうか。
日野皓正は会見で、
「オレは真剣に文化と生きてる」
といっていて、すごく素敵なんですが
「文化」とは
他と違っていることに価値がある
というものだと思います。
これまでは、
いかに早く他人と同じ答えを正確に出せるか
を競ってきた社会ですが、
文化で勝負をしていく今後は、
いかに他人と違うユニークなものを出し
それで人をあっと言わせるか
が重要であって、
教育もそういう子をいかに育てるか
が大切になると思います。
その点で、
日野皓正のビンタはダメだけど
彼が目指す教育の方向や、
それで育ってきている個性的な子どもに
エールを贈りたいなあと思った富田です。
(日野さん敬称略でした)
ではまた!