他の本では伝えない秘訣をあなたに!
(見ちゃいけない週刊誌風だな…)
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ママ起業家の皆さん、こんにちは。

北海道から深夜に戻り疲れ気味の

日本ママ起業家大学 理事
ママ起業家総研 主任研究員
トミタプロデュース 代表取締役

富田剛史(とみたつよし)です。

トミタプロデュース 代表プロフィール

富田 剛史(とみた つよし)

Different is better than better

違いを生む独自発想と、マーケティング戦略・経営視点とをあわせ持ち地域や個店、個人にある独自の…

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さて、そんなわけで今日は昨日に続き
行ってきたばかりの北海道東川町の話。

人口8000人強の小さな町ですが、

いま「地方創生」の成功モデルとして、

全国的にも注目を集めている町です。

昨日は、

1985年に東川町が突然宣言した

「写真の町宣言」までお伝えしました。

著名な写真家の故郷でもなんでもない

ただの田舎町がなぜ「写真の町」か?

それは・・・

 「写真写りのいい町」だった!

という「注文の多い料理店」並みの

発想の転換でした、というところまで。

(詳しくは、昨日のマママガで)

実はこの宣言と前後して、

元々の地場産業であった「旭川家具」を

天才的なセンスとこだわりで北欧家具に

勝るとも劣らぬクオリティに高めた人が

旭川から東川町に移住してきました。

「北の住まい設計社」の渡邊恭延氏。

いまでは全国にファンを持つカリスマです。

地場産業としての旭川家具は、

他地域でも見られるように「婚礼家具」

が元々は中心でした。嫁入り道具ですね。

しかしそういう需要は減り衰退産業に

なっていた80年代半ばですが、

技術を持つ職人や材料流通などの基盤は

あったところに元々は店舗内装をしていた

天才家具クリエーター渡邊恭延さんが

独自デザインで一点ものの家具を作りだします。

その拠点が、旭川からクルマで20分、

旭川空港までは15分という距離の田舎町

東川町のはずれだったということです。

とにかく圧倒的におしゃれでカッコイイ

同社の活動は地元のお店にも影響を及ぼし、

内装・外装・家具まで手がける店も現れます。

東川町に一軒また一軒と、北欧的ながらも

いかにも北海道の暮らしに似つかわしい

素敵な店や家が増えていくのです。

大雪山麓の美しい自然と素敵な家・・・

 まるで北欧のような

  北海道の田舎町

が少しづつ東川町の光景に広がります。

そこに「写真写りのいい町」宣言があり、

その数年後に東川町の運命を決定する

「写真甲子園」というイベントが始まります。

それは、全国の高校写真部の生徒が、

決められたルール、時間制限の中で、

写真の腕を競い合う、

 まるでスポーツのような

  高校生写真家競技選手権大会

各高校の写真部員は「地区予選」を戦い

勝ち抜いた高校の生徒が毎年東川町に来て

最後の3日間の決戦を戦うという

まさに野球の甲子園のような「試合」が、

この北海道の真ん中の小さな町を舞台に

繰り広げらるようになりました。

そして折しもこの時に、

時代はアナログからデジタルへ。

フィルムカメラからデジタルカメラへ。

写真は、焼き付けの「一枚の作品」から

モニタで見られる「デジタル作品」へ。

そして、インターネット革命によって、

ギャラリーでしか見れなかった「作品」は、

メディアに乗りどんどん他に伝播する

「コンテンツ」へと変わっていきます。

結果的に、「写真写りのいい町」の

美しい光景が全国に<メディアを通じ>

流布されていくことになったわけです。

東川町の成功事例を書いた本は何冊も

ありますが、この「メディア化」の過程は

なかなか紐解かれません。

長くなったのでこの辺にしますが、

「メディア」をどう構築するか、

どう利用するか、どう続けるか・・・

それが誰にとっても大事である好例だと

改めて思ったというお話しでした。

もちろん、ママ起業家のあなたにも。

ということで、
体験教室、早めにご予約ください。

ではまた!

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