広告への「先入観」をぬぐおう
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 日本ママ起業家大学メールマガジン
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ママ起業家の皆さん、こんにちは。

日本ママ起業家大学 理事
ママ起業家総研 主任研究員
トミタプロデュース 代表取締役

富田剛史(とみたつよし)です。

トミタプロデュース 代表プロフィール

富田 剛史(とみた つよし)

Different is better than better

違いを生む独自発想と、マーケティング戦略・経営視点とをあわせ持ち地域や個店、個人にある独自の…

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さて、今日は「広告」についてです。

「広告」というとどういうイメージですか?

あまりいい印象を持っていない人も

多いかもしれません。

富田は長らくラジオの仕事をし

スポンサーがないと番組は続かぬので

広告ということにコンテンツ制作者の

立場でずっと向き合ってきました。

ラジオCMもたくさん作りました。

地方のラジオ局ではだいたい、

ラジオCMは持ってない広告主が多く、

CMの枠を買うのにはお金を払うが

ラジオCMは局制作で安く作ってよ〜

というパターンがほとんどです。

しかし、以前もマママガで書きましたが

広告だろうが番組だろうが、

その情報を受け取るかどうかは

最後は「受け手が決める」のが

コミュニケーションの大原則です。

どれだけいい時間に大量の媒体枠を

買ってCMを流しても、ツマラナイCM

では受け取ってもらえず意味ありません。

それどころか、そんなCMがガンガン

流れてはチャンネルを変えられるので

メディアとしてダメージが大きい。

なので、僕が受けた局CMはついつい

工夫し、面白くしてしまいます。

2001年だったか、新潟県のラジオ局で、

当時朝の番組ナビゲーターだった

現ママ大学長 近藤洋子さんとさっと作った

酒造メーカーのラジオCMが、その年の

新潟県広告協会ラジオCM部門の大賞に

なったことがありましたね〜。

総制作費、たしか3万円だったかな。

昔ばなしはともかく、CMにも

いいCMと悪いCMがあるってこと。

しかしいいCMの定義は、

僕が思うのといわゆる広告マンとでは

少々違っているかもしれません。

誤解を恐れずいうなら、かつては

「広告のプロ」は広告の力によって

なんでも売れるようにすることを

究極の目標としていたのではないでしょうか。

「あまり良いとはいえないものを、

いかにも良いように思わせる手段」

これが、一般消費者が「広告」に対し

抱く嫌悪感の大元でしょう。

マスメディア時代の大量露出、

大量生産、大量消費の時代には

そうした広告はたくさんありましたし

今もその論法で消費されているものは

まだまだあります。

しかし、広告って

「あまり良いとはいえないものを、

いかにも良いように思わせる手段」

というばかりではありません。

「すごく良いものを、まだ知らぬ人

しかし知ればきっと喜ぶ人に向けて

お知らせする手段」

でもあるわけです。

この時に大事なのは、

すべての人を「良いな」と振り向かせず

価値観の合う人だけに「え?良い!」と

振り向いてもらうということ。

つまりここで、

クリエイティブの方向が分かれます。

「広告」というと、一般的にマス広告の

印象を持っていて、万人受けをしようと

考えがちですが、ネットでの広告、

いえ、今の時代の広告というのは、

「ターゲットを絞りに絞って、

誇張ではなく本当のことを丁寧に、

相手に受け取ってもらえるように

伝えていくもの」

へと変化しているということ。

このことに丁寧に向き合う事業者が

増えていることがインターネット広告

の発展に繋がっているだと思います。

(まあそうでもない輩もいますけど)

マスに比べてとても安い費用で

広告ができるインターネット広告、

今すぐではなくても、

いつか自分もこれを利用するつもりで、

検索連動広告のコピーや、

ディスプレイ広告、Facebook広告など

眺め続けてみると、だ〜んだん何かが
見えてくるかもしれません。

ではまた!

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