”自己発信の戦国時代”、SNSなど日々の発信とどう向き合う?

いかに差別化&拡げてていくかが大切!

フリーランスライターで、日本ママ起業家大学(通称:ママ大)アンバサダーの佐々木はる菜です。

突然ですが、最近TVは観ていますか? SNSのライブやYouTube…コロナ禍でオンラインの扉が大きく開いたこともあり、以前より減ったという方は少なくないのではないでしょうか。

そんなふうに日々触れる様々な「メディア」がネットに移行しつつあり、そこでは誰もが簡単に想いや情報を届け、気軽に発信できる時代になりました。

今回のインスタライブ「miraiGOALsライブ ミライブ!」では、そんないわば「自己発信の戦国時代」の中、氾濫する情報に埋もれずに自分が伝えたい想いをしっかり届けていくため、そして選ばれるためにはどうすれば良いか、いかに差別化し拡げていくかというポイントをテーマにお送りしました。

「miraiGOALsLIVE ミライブ!」って? SDGs時代、益々注目される個性豊かなマイクロ起業家という存在。 中でも大きな変化を遂げる「女性」の生き方、働き方にフォーカスをあて、 時代の変化やトレンド、そして生き方など、 時にゲストと共に「未来のゴール」を探る30分間のLIVE番組。 日本ママ起業家大学(通称:「ママ大」)学長で「miraiGOALs」代表でもある近藤洋子さんと共に、隔週木曜日の朝9時半からお届けしています✨

ゲストはレナジャポンのクリエイティブディレクター、蟹瀬レナさん!

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FMラジオのDJ・テレビ通販・オンライン番組の企画制作…と喋りのキャリアは約20年、ライブ番組のプロでもある近藤洋子さんに加え、今回のゲストは、今年15年目を迎えたレナジャポンのクリエイティブディレクター、蟹瀬レナさん

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レナジャポンは創業者である蟹瀬令子さんが娘のレナさんのために開発したシンプルなスキンケアブランドで、15年目を迎えた今年、リブランディングを経てさらなる笑顔を増やすべく「美・食・住・感」を通してあなたをクルッとハピネスの輪で包み込む、wa care(わケア)がスタートしています。

元・モデル、女優、ダンサーでもあり、これまでも様々な形で「表現」と向き合ってきたレナさん。 今はクリエイティブディレクターとしてレナジャポンの発信を一手に担い、この11月は、洋子さんが毎週月〜水でお届けしている朝のオンライン番組「GOOD MORNING MIRAI」のマンスリーナビゲーターとしてライブ番組を行ってきました。

「ミライブ」にご出演いただいたのは、その最終回が終わった直後! 洋子さんと共に1か月間走り切った後ならではのリアルなお話からは、学ぶべきポイントがたくさんありました。

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レナさんは軽井沢、洋子さんは茅ヶ崎、そして私はライブの後に近くで取材があったため、外苑前のイチョウ並木からお届けしました!

観るのとやるのは大違い!オンライン番組で心がけたこととは?

「一番伝えたいことは何か」ポイントを見失わないために

その美しい笑顔はもちろん、毎回自然体な雰囲気で楽しそうな姿が印象的だったレナさんですが、「準備や考えることがたくさんあり、やはり実際やってみると大変で1か月胃が痛い日々だった」と振り返ります。

『自分がこの番組を通して何を一番伝えたいのか』をしっかり理解していないと、いくら素晴らしいゲストを呼んだとしても、その方の良さも私の想いも伝わらない。ゲストの方はもともと興味深くご活躍を拝見していた方ばかりでしたが、より深いところまで知るために勉強を重ねました。 その方の活動と私のビジネスや想いがどうつながり、どこに共感しているのか自分でしっかり整理し、それを番組上で伝えていくことが非常に難しかったです。」

居心地よい時間を作ること

またゲストをお招きする際に心がけていたのが、お互い自然体でいられる相手にアプローチをすることだったといいます。

「もちろん興味のある方というのが一番にありますが、TVなどと違い自分でお願いする相手の方を選べるからこそ、私が居心地よく過ごせる方に自然とお声をかけていました。私がリラックスできていれば相手も心地良く過ごせるはずで、お互いがベストな状態で自分らしさを伝えられるような番組にしたいと考えていました。」
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私が大好きだった回、ゲストは女優の桃生亜希子さん。リラックスした雰囲気でしたが、参考にしたいライフスタイルがもりだくさん! 仲の良さだけでなく、お互いがリスペクトしあっていることも伝わってきました。

私のレナさんに対するイメージは、番組を観るまではいわゆる「高嶺の花」そのもの! 美しく、デンマーク人の素敵な旦那様と軽井沢で暮らし、子育てしながらお仕事でも活躍され、お家や暮らしぶりはまるで雑誌の特集記事のよう… 確かにそれも事実で憧れますが、番組で楽しそうに大笑いする等身大のレナさんはとても親しみがあり、良い意味でイメージが変わり親近感を持てたことで、よりレナジャポンの製品やご活動にも興味を惹かれるようになりました。

自分の想いを伝える秘訣とは?

今求められているのは「誰から買うか」、顔が見えることの大切さ

常々「メディアは経営戦略」、そして今は「誰から買うか」がとても大事な時代だからこそ、特に小さな企業や起業家はその”パーソナリティ”を出していくことが大切だとおっしゃってきた洋子さん。

モノも情報も氾濫している世の中だからこそ、「自分ならではの想い」や「実現したい未来」をどれだけ伝えられるか、そして自分ならではのキャラクターを出せるかが、選んでもらうための大事なポイントとなると話しますが、今回のレナさんの試みは、まさにそれを体現していたと感じます。

「ちょっと裏話をすると実は、レナさんのナビゲーター企画の始まりは、もともと私の朝の番組にレナジャポンのCMを入れてみてはどうかというご相談だったんです。ただ、競争の激しい化粧品業界において、ただ広告を入れるだけで本当にその良さが伝わるのだろうか…と自分なりに考えた時に、このレナさんのキャラクターを活かす発信をすることが重要だと感じました。 きりっと美しいレナさんですが、話してみるととてもキュートでオープンマインド。そういうところを引き出しつつ、レナジャポンとしての想いやメッセージを伝えられたら…と走り出した企画で、大変でしたが価値ある挑戦だったと感じています。」

個人起業家や小さな企業の強み「パーソナリティ」

確かに、まさに私自身がこの1か月を通してレナジャポンの製品に自然と興味が増したひとりです。 例えば番組内には毎回、レナさんによるスキンケアのコーナーがありました。

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アイメイク以外はすっぴんだというレナさんの美肌に感激し、番組内で教えていただいたホットパックをするようになった私。かなり影響されています(笑)

レナさんのキャラクターと共に、レナジャポンの化粧品のこだわりや良さ、想いなどを自然に受け止めており、そのバランスが絶妙だったからこそ、「この方の言うことだったら実践してみたい、おすすめするものならば試してみたい」と思うようになり、気づいたらファンになっていたのだと感じます。

そして洋子さん曰く、そうやってサービスを提供する側の顔やキャラクターを見せていくことは、個人起業家や小さな企業だからこその強み。確かに、大企業の社長が自分のキャラを前面に出して…というのは、なかなかすぐには始められないことですよね(笑)

そういった「パーソナリティー」を伝えるためにはやはり「自分のメディア」で発信を続けていくことが不可欠で、中でもライブ番組は、より自然に自分の人柄などを伝えやすく、差別化していきやすいメディアだと今回改めて感じました。

さらに、ただパーソナリティーが良ければ良いというわけでもなく、企業のミッションがどちらに進んでいくかも重視される時代。 モノを買うお客さん側も「自分たちが何にお金を使うのか」ということにとてもシビアになっています。

どうせ発信するならば…自分のメディアを持つメリット

2つのキラーワード、「取材」と「ゲスト」

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自分たちの企業理念やメッセージ、価値観をよりパワフルに伝えるために活かしていきたいのが「ゲスト」です。

ライブ番組に限らず、まず自分でコントロールできる「自分のメディア」があるからこそ、「取材」させていただいたり、そこに「ゲスト」としてお呼びしたりというアプローチができる。

さらに、この方の力をお借りしたら、自分の価値観や想いに説得力が増すだろうという、それこそちょっと「高嶺の花」にアプローチしていくことも大切と話す洋子さんがママ大の例として出してくださったのが、「幸福学」を研究する前野隆司教授(慶応義塾大学)です。

「ママ大の『働くとは単にお金を稼ぐことだけが目的ではなく、自分がやりたいことで相手を喜ばせ、感謝を受け取り自分も嬉しくなるもの』だからこそ、『起業は幸せ』なものだという話も、ただ私が主張するだけではなく、前野先生が実際に科学で検証されたことをベースに代弁していただくことで、なるほど!という納得感が増しますよね。」

レナさんもおっしゃっていた通り、ゲストを呼ぶとなるとひとりで番組を行う以上に大変なことも多く、リサーチ、取材交渉、打ち合わせ、そして当日もゲストの方の魅力を引き出しながら番組を進めていかなければなりません。

それでもやるべき価値のあることで、「自分のメディアを持つ重要性」と、「取材」「ゲスト」はまさにキラーワードだと実感することができました。

自分なりのやり方を見つけていく大切さ

せっかく「発信」するならば、より多くの方に自分の想いをしっかり届けたい。 そのために、今回のインスタライブで学んだことは、大変だけど意識していきたいことばかりだと感じています。

そして個人的には、同時に「続けて行ける」ことも大切だと感じます。

一例ですが、レナさんにとっては「居心地良い相手をゲストに呼ぶこと」が、ご自身がライブ番組をやる時のポイントのひとつ。 そして私にとっては、9月からスタートした「ミライブ」、そしてそれを踏まえて書いている日本ママ起業家大学のメルマガ「マママガ」も、自分の想いを伝えるための「自分のメディア」でもあり、私にとってはこのスタイルがやりやすく、大変な中にも楽しさがあると思っています。

試行錯誤を重ねながら、自分がやりやすい形を模索し続けていく…そんな視点も大切なのではないかとと感じました。

※ママ起業家が仕事をしていくのに役立つ考え方やノウハウ、悩み解消法や、イベント情報、ママ大の公開講座や体験教室の情報などをお届けするママ大の無料メールマガジン「マママガ」☆ 私も、ミライブのレポートを中心にお手伝いしています!

このインタビュー&記事を書いたのは

ライター 佐々木はる菜(ママ大14期生)

株式会社リクルートを経て、結婚・出産を機にライターへ。現在は、月間PVが2000万を超える人気女性誌のwebサイト『LEEweb』でコラムを連載、主にママ世代に向け国内外のトレンド、商品・サービスや社会的な取り組みなどを幅広く執筆している。子育て中の視点を活かした取材によるリアルな体験記事が得意で、2人の子どもを連れて海外取材を行った経験も。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」についての発信をライフワークとしており、ママ起業家のインタビュー記事連載や駐在妻への情報発信、教育やフェムテック分野の記事執筆も精力的に行っている。

■ライター佐々木はる菜ホームページはコチラから!

◆「miraiGOALsLIVE ミライブ!」って? SDGs時代、益々注目される個性豊かなマイクロ起業家という存在。 中でも大きな変化を遂げる「女性」の生き方、働き方にフォーカスをあて、 時代の変化やトレンド、そして生き方など、 時にゲストと共に「未来のゴール」を探る30分間のLIVE番組。 「ママ大」学長で「miraiGOALs」代表でもある近藤洋子さんとフリーランスライターでママ大OGの佐々木はる菜が、隔週木曜日の朝9時半からお届けしています。

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