舞台と映画を熱く語る!ライター&講師として活躍

「エンタメ水先案内人」として記事や著書執筆、講座や動画配信も!

歌舞伎を中心に、舞台・映画などエンターテインメント関係の作品評やインタビュー記事を執筆、著書「恋と歌舞伎と女の事情」や動画「もっと歌舞伎が好きになる」の配信、講師業など幅広く活躍されている、ライターの仲野マリさん(HP)。

「エンタメ水先案内人」ライター&講師 仲野マリさん

映画プロデューサーだったお父様の影響で、映画や舞台の制作に興味を持ち、現在は歌舞伎、ミュージカル、バレエなど、なんと年間120本以上の舞台を観劇!

例えば雑誌での歌舞伎役者さんの巻頭インタビューや、人気のシネマ歌舞伎のパンフレットなど、主にエンタメ系の劇評やレビューを幅広く執筆されている他、歌舞伎ビギナー向けのツアーや、歌舞伎について楽しく学ぶことのできる講座開催や動画配信も積極的に行っています。

youtubeの動画の様子
実際のツアーの他、動画「もっと歌舞伎が好きになる」など、初心者でも歌舞伎について楽しく学ぶことのできるコンテンツが多数!
著書「恋と歌舞伎と女の事情」の表紙
「恋と歌舞伎と女の事情」はじめ、kindleでの出版も精力的に行っています。

kindle出版サポート等、ライティング講師としても活躍

またこれまでのライターとしてのご経験を活かし、登山になぞらえた「文章シェルパ」として「kindle出版相談」「800字で論理と感性を磨く講座」など、メールやzoomを駆使しての添削や、出版の編集提案なども行っています。

「伝えたいことや情熱を持っている方々の想いを、より伝わる文章にし、時には本という形にすることも、私のミッションだと考えています。その方の持っている良さを引き出すことに喜びを感じるので、文章の添削が大好きです!」

そんなふうに話すマリさんの講座は、「そこまで丁寧に見てくれるの?」と驚かれることも多いとか!
受講者にしっかり伴走してくれることはもちろん、今年はご自身も「毎月1冊kindle出版」という目標を掲げ実現を続けられているという精力的な姿も、信頼を集める大きな理由の一つだと感じます。

「ママ大」学長近藤洋子さん(上)×フリーランスライターでママ大OGの佐々木はる菜(左下)がお届けしているインスタライブ「miraiGOALsLIVE ミライブ!」にて、仲野マリさん(右下)をインタビュー!

「ママ大」には行かない!と思った私が、ママ大に通った理由

私は「ママ」として起業するわけではない

マリさんはママ大では「メディア化」コースを受講。コンテンツ制作・運営はもちろん、機材ノウハウ、zoomやYouTubeなどメディアの特徴と使い分けなどを学び、現在もママ大の提供する会員制コミュニティ「GOALs」に所属して更なる学びとブラッシュアップを図っています。

マリさんは数年前、洋子さんに興味を持ちゲストとして登壇していたセミナーに参加したそうですが、主宰する「日本ママ起業家大学」の名前に「ママ」がついていることを知り、ママ大に入るのを思いとどまったといいます。

「私はずっと専業主婦で、48歳の時にフリーランスライターとしてのキャリアをスタートしました。その際に学んだライタースクールで徹底的に叩き込まれたのが『脱主婦宣言』、要は『専業主婦』から『プロの仕事師』としてマインドを切り替えろということでした。かなりスパルタな学校だったこともあり、主婦やママといった要素を出してはいけないと自分を戒めながら5年ほど仕事と向き合ってきいたからこそ、私は『ママ』として起業するわけではない、だから『ママ大』は私の学ぶ場所ではないと判断しました」

その考えを変えるきっかけになったのが、数年後にコロナ禍となり、以前よりもYouTubeやSNSの配信などを見る機会が増える中で視聴するようになった、洋子さんのオンライン番組「あしたが見える朝ジカン〜GOOD MORNING MIRAI」でした。

オンライン番組の様子
毎回、新時代ならではのユニークなゲストを迎えインタビューする番組で、生放送のライブ配信だからこそ、出演中のゲストへ直接メッセージや質問を送りコミュニケーションをとることもできる双方向のライブメディア。現在も毎週月〜水曜日の朝9時から30分間ライブ配信中!

その番組を通して感じたのが「あなたの価値観を中心にして仕事をすればいいんだよ」というメッセージと、そこに「SDGs」の要素が掛け合わさっていることだったといいます。

「私はもともと、何が何でもたくさん稼ぎたい!というマインドではなく、自分の『好き』を仕事にし、それで必要なだけの稼ぎを得ながら幸せに生きることができたら一挙両得で、それこそが自分にとっての成功だと考えていました。
 他にも色々な起業塾を見てきましたが、『こうすれば儲かります』というノウハウにあてはめられ、私自身が大切にしたい価値観を押し込めなければならないと感じることが多かった中で、久々に触れた洋子さんの発信に改めて惹かれました」

同時にママ大が使う「ママ」という言葉への印象も変わったと話すマリさん。

「番組のゲストやママ大に携わる方の中には、子どもを持ったことをきっかけに『より良い未来』を作りたいと思い自分のビジネスを立ち上げた方も多く、その想いこそ、この数年注目されている『SDGs』が大切にしている考えそのものだと感じます。
 私自身も最初の子どもが生まれてすぐにチェルノブイリ原発事故が起こり、ミルクやお茶をどうするのか、この食べ物は大丈夫なのか、と必死で調べ探した経験があります。
 その時に感じたのが、地球全体のことを知らないと子育てはできないということ。
 同じようなことを、『ママ』の皆さんがそれぞれ身をもって感じ色々な形で潜り抜けているからこそ、ママ大が『SDGs』を大切に考えていることがよく理解できました」

「ママ」という言葉を使うことへの迷いや軋轢

実は洋子さん自身も、「ママ」という言葉を前面に押し出すことについて、この10年ずっと悩み続けてきたといいます。特に初期の頃は「ママじゃない人を排除している」「ママになれなかった人を卑下している」など厳しい指摘を受けたことも多かったとか。

「それでも、立ち上げて10年経っても『ママ』という言葉を使いたいと考えている大きな理由の一つは、やはりママ達が大切にしたい事や考えは、すごく未来志向だと感じるからです。
今目の前のことだけが良くなればいいわけではなく、自分の子ども達が生きる未来がより良くなるように種まきをしたいと本気で願っている…そういう意味で『ママ』という言葉はとても象徴的で、だからこそ色々な軋轢や逆風もあったけれど敢えて『ママ』という名前を使い続けています。
 そして私は、未来志向を大切にし、自分のビジネスに関してもその視点に重きを置きたいと考えている方たちを全て『ママ』と呼びたいと思っており、実際にお子さんがいるかどうかに限らずその考えに共感してくださる多様な方が集まってくださっています。先日は、なんと海外の男性から応募が来ました(笑)」

個性を引き出しながら、起業を成功させるサポート

ママ大のカリキュラムは毎回同じではなく、移り変わりの激しい時代をしっかりキャッチしながら変化を続けており、マリさんはその点も高く評価されていました。

「ママ大は、ビジネスをする上で必要な最先端のトレンドや時代の流れなどを、わかりやすく実践しやすい形で落とし込んでくれると感じます。どんなに一所懸命仕事をしていても、私ひとりでは自分の周りの情報だけで完結してしまいがちですが、例えばSNSの仕様は今こうなっているなど、最新の情報をインプットしてもらうことで、自分の立ち位置を客観的に見て修正することができています。

 そういった時代の流れもきちんと踏まえながら、その人の良さを引き出し、『やりたいこと』と掛け合わせ、どうやったら起業につながるか、そして仕事として成功するかをサポートしているのがママ大だと思います。」

開催されたセミナーの様子
授業の他にも、ゲストをお招きするなど様々なテーマで定期的に学びの機会があるママ大。

マリさんから見ても、ママ大にはバラエティ豊かで発展性があり、楽しい人たちが多いと感じるそう。「勉強になるし、自分ももっと頑張らなきゃなと思う」と話すマリさん自身がまた、周りにとっても大きな刺激となっています。

「何かを成し遂げる人は、諦めなかった人」は真実

「なりたい自分」になれない時期が長かった

今のご活躍があるからこそ、私が今回とても心に残ったのが「何かを成し遂げる人は、諦めなかった人というのは真実だと思う」という言葉でした。

「私は『なりたい自分』になれないと自分に対してモヤモヤしている時期が長くありました。実はその間は何をやっても続かず、まだ余力が残っていてもリタイアしてしまうようなところがありました。 
 でも、このままおしめを洗うだけで死んじゃったら自分の人生なんなんだ、やっぱり私は売れなくてもいいから書きたいし、自分の言いたいことを残したい!と思ったのが30歳の時。その時から、何も続かない自分だけど、書くことくらいは続けようと強く思うようになりました」

『ゼロ』は積み重ならないが、『イチ』は積み上がる

「年月だけはいっぺんには買えません。お金は一気にがばっと得られる可能性はありますが、時間だけは『今日、10年分やります!』ということはできない。だから失敗しても試行錯誤しながら、1ミリでもいいから前に進むことが大切だと感じます」

例えばkindle出版のサポートをしている生徒さんから「1か月の間に何も書けませんでした、全然できていない」と言われた時も「これだけ考えたのだから、ちゃんと前に進んでいる!できていないわけじゃない!」と答えたと話します。

「ちょっとでも前に進んでたら、それは『ゼロ』でなく『イチ』。イチは積み重なるけれど、ゼロは積み重なりません。だめだった!という失敗も含めて無駄な経験ってひとつもないし、行動したことは必ず自分の身になります。

 それに若い頃は20歳っておばちゃんだよね~なんて言っていたと思いますが(笑)、生きれば生きるほど先が延びる感覚があります。30歳、若い!50歳、まだまだじゃん!と本気で思うので、特に若い方々にはこれからだよと言いたいですね。

 あとは『有名になるのは60過ぎてから。とにかく勉強を続け、頑張り続けなさい。焦るんじゃないよ』と言い続けてくれた師匠を持ったことも大きかったかな」

筆者の場合は、結婚・出産を機にフリーランスライターとなり、時に焦り悩みながらも少しでも前に進もうと仕事に向き合ってきましたが、自分のキャリアに対してモヤモヤが続いた時期もありました。
だからこそマリさんの言葉に、どうにか少しでも前進したいともがいてきた今までの自分のことまで肯定していただいたような気がしました。

20代から上は70代まで!年齢も仕事も多様な「ママ大生」

今年10年目を迎え、卒業生も200名を超えたママ大。
例えばマリさんのようにエンターテイメントをナビゲートするような方を始め、様々な形で自分の「好き」を仕事にし、年代も20代から70代と幅広く、真のダイバーシティがある場所でもあり、学長の洋子さん自身も刺激を受けることがたくさんあるといいます。

「起業やビジネスについては私が教える立場でお伝えできることもありますが、ママ大生は何かの専門家という方も多く年代も様々で、教えていただくことが本当に多い。そういう関係性もママ大らしさのひとつかなと感じています。

 私の母親は59歳で亡くなってしまったので、どこかマリさんを重ねている部分あるかもしれません。もちろん年齢に関わらずですが、自分の好きなことに邁進して生きているってとても素敵なことだと思います。私はそれを母に叶えさせてあげられなかったけれど、だからこそ、そういうお手伝いができたら幸せだなと思っています。マリさん、これからもさらにブイブイ言わせていきましょうね(笑)!」

そんなふうに笑い合うおふたりの姿を見ながら、年齢や仕事、これまで歩んできた道は様々だけど、それぞれの持ち味を大切にしながら支え合う、そんな風土がママ大の大きな魅力のひとつだと改めて感じました。

年齢だけで語れることではありませんが、何歳になってもやる気と素直なスポンジのような気持ちがあれば、いくらでも吸収し変化し続けられることを体現されているマリさん。
これからも続くであろう更なるご活躍から、目が離せません!

このインタビュー&記事を書いたのは

ライター 佐々木はる菜(ママ大14期生)

株式会社リクルートを経て、結婚・出産を機にライターへ。現在は、月間PVが2000万を超える人気女性誌のwebサイト『LEEweb』でコラムを連載、主にママ世代に向け国内外のトレンド、商品・サービスや社会的な取り組みなどを幅広く執筆している。子育て中の視点を活かした取材によるリアルな体験記事が得意で、2人の子どもを連れて海外取材を行った経験も。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」についての発信をライフワークとしており、ママ起業家のインタビュー記事連載や駐在妻への情報発信、教育やフェムテック分野の記事執筆も精力的に行っている。

■ライター佐々木はる菜ホームページはコチラから!

◆「miraiGOALsLIVE ミライブ!」って?
SDGs時代、益々注目される個性豊かなマイクロ起業家という存在。 中でも大きな変化を遂げる「女性」の生き方、働き方にフォーカスをあて、 時代の変化やトレンド、そして生き方など、 時にゲストと共に「未来のゴール」を探る30分間のLIVE番組。 「ママ大」学長で「miraiGOALs」代表でもある近藤洋子さんとフリーランスライターでママ大OGの佐々木はる菜が、隔週木曜日の朝9時半からお届けしています。

Instagramアカウント 
kondo_yoko (近藤洋子)
halna212 (佐々木はる菜)

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